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メールマガジンvol.15

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★☆★ Ryokosha メールマガジンvol.15 お役立ちニュース ★☆★
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【INDEX】

 ・菱光社 Plus One 情報
 ・イベント情報

           【菱光社 Plus One 情報】

◆━…射出成形金型内ガス排気効果による生産性効率化効果的なガス抜き対策 ━

■ 金型内ガス排気の必要性
射出成形において、成形時、金型キャビ内に滞留するガスは様々な問題を引き起
こします。
 
 *キャビティ内圧力の増加 
  → 製品のソリ、ガスヤケ、ショートモールド

 *気体(ガス、空気)が内部に滞留する事による金型の汚れ、製品付着
  → 金型の腐食、メッキ、印刷等の不良

 
 これらの現象は生産性に大きく関わる問題となります!

■ 効果的なガス排気とは
最近の高機能性材料は多種多様な添加剤を含有しており、アウターガスの問題解
決が急務となっております。

以下、代表的な対策
対策例A: 20μm程度のガス溝をパーテイング面に設置
 ⇒実際にはこの程度のクリアランスではガスは逃げない。これ以上に溝を大き
  くすると材料が漏れる。

対策例B: 製品部やランナー部にエアーベントを設置、極小の隙間からガスを逃
がす
 ⇒当初ガスは排気しても徐々に残渣が詰まり排気効果が無くなる。

対策例C: 真空引きにて金型キャビティ内からガス、空気を金型外へ強制排気
 ⇒真空ポンプ及び付帯費用に莫大な投資が必要。ハイサイクルに不向き。

 いずれも抜本的な対策となり得ないのが実情です。

基本的に、射出成形機内で発生したガスはスプルーからランナーを通りキャビ
ティ内に材料が廻る前に先に空気と一緒に回り込みます。回り込んだガスと空気
が後から来た材料により圧縮されるので、その前にガス及び空気を型外に排気出
来れば材料は理想どおりの成形条件を得る事が可能となります。

ガスを逃がす為にガス排気量を増やせば良い。ではガス排気口大きくすれば?
簡単な様ですが、それではガス以外に材料も漏れてしまいます。

 ガスは逃がすけど、材料は逃がさない。

そんな相反することを実現した射出成形金型内ガス排気装置が登場しました!
実際にどの様に作用するのか?

この製品の情報を知りたい方は下記URLを参照下さい。

  http://www.ryokosha.co.jp/p1p1141002.html

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            【イベント情報】

━ 『 第3回 関西高機能フィルム展 』 出展のお知らせ ━━━━━━━━━━

~電子ディスプレイ、電池、スマートフォン、加飾、建材、医薬品、食品包装
 など多分野で応用される高機能フィルム。本展は高機能フィルム及び、その
 成形加工に関する西日本最大の専門展です。第3回関西高機能フィルム展に
 出展します!

 日時: 2015年10月7日(水)- 9日(金) 1000~1800(最終日は1700まで)
 会場: インテックス大阪
 小間番号: 28-24
 入場料: 招待券持参者および事前来場登録者は無料

   ※関西高機能フィルム展の詳細・事前登録は、下記のWebサイト
にてご確認ください。

http://www.filmtech-kansai.jp

 出展製品:

(1).フォトニックラティス製 二次元複屈折評価装置 WPA-200-L
  (2).フォトニックラティス製 顕微鏡タイプ複屈折評価システム WPA-micro
(3).日本電子製 卓上走査電子顕微鏡 JCM-6000Plus
  (4).日本技術センター製 特殊目視観察照明 S-Light
(5).パルステック工業製 ポータブル型X線残留応力測定装置 μ-X360
(6).コアテック製 接写型ラインカメラ

次世代パネル工法提案コーナー:

  (1).曲面塗装 7Hハードコーティング 超臨界CO2塗装装置
  (2).600℃耐熱加飾印刷 耐熱インク
  (3).テクスチャ一体型樹脂パネル 厚膜Niメッキ

 
 詳細はこちらの案内をご参照下さい。